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繊細さと逞しさの共存

2015年01月21日 09:55

ミルさんから感受性の強さの記事に繊細さと逞しさのことでコメントをいただいました。

とても大切なことだけど、一般的には勘違いされているかなと思うので記事にさせていただきたいと思います。

>一般的には繊細さと逞しさというのは、相反する要素のように考えられていると思うのですが、

→結論を先に言いますと、繊細さと逞しさは共存すると実感しています^^

>人の気持ちが分かった上で様々なことが対応できるというのは、これからの社会で最も求められる人物像ではないかとも思います

→はい、私もそう思います。簡単ではないですがバランスよく育てればそうなると思っています。

>子供時代は逞しさがまだ足りないこともあり、あまりに繊細すぎるとひ弱になり生きにくいから、家庭での躾を厳しくして、鈍感力を高め、逞しく育てた方がいいと考えている家庭もあると思います

→繊細なだけの場合は確かにそうなってしまいますね。その場合はかなり注意が必要です。

でもそう思う一番の原因は繊細さと逞しさを同時に育てる方法があることを知らないし、その具体的な方法も知らない事だと昔の私も含め思います。

子供時代でも意識して育てれば繊細のまま逞しくも出て来ます。ミッコロは繊細で、そしてまだ5歳ですが逞しくもあります。

例えば、年少(4歳)の時初めて歯医者に行き、はじめて麻酔注射をする時のことです。

歯医者さんが言うのは、年少ではじめてでも麻酔注射の出来る子と出来ない子がいるとの事。
出来る子はその時は大泣きはするけど、終わると結構あっけらかんとしているとの事。
そして出来ない子は取り乱して注射すること自体が出来ないとの事。

ミッコロの言動から歯医者の先生はおそらく麻酔は出来るであろうと判断。

私はミッコロに麻酔注射の事を詳しく話をし、ミッコロに覚悟をするように伝えました。

そして

まず麻酔注射をするまでの間一言も何も発さず、体も動かさない。

注射の針を刺したと同時に

ミ「いたたたたたたぁ~」と体を動かさないように小さい声で必死に耐えていました。

そして先生が「注射終わりだよ」と針を抜いた瞬間、ミッコロの声は何もなかったかのように静まりました。

このミッコロの対応に、そこにいた歯科助手の方?や先生に何度も「すごいね」「年少さんではじめての麻酔で泣いていない子今まで見たことない」「強いね~」など何度も言われました。

それから半年後たまたま違う歯医者で麻酔することになりますが、その時は「痛い」の言葉も一言も発さず、ビクとも表情変えず、体も動かずやっていました。

これ以外にもジェットコースターが乗れたり、私が怖くて出来なかった小学生以上のフリーフォールの滑り台を滑ったり、保育園での散歩でかなり長距離を歩くことになり、他の子がバテる中、疲れ一つみせず先生に驚かれたり。(体力が少なめで体が小さく華奢のため驚かれた)

本当に逞しいです。

そしてなぜ逞しいのか?

それは体のコントロールが出来るからなんです。

自分で痛みを制御したり、余計なエネルギーを消費しないように出来るからなんです。

この能力がこれから社会に出て生活していく上でとても大事な力だと思っています。

確かに一般的に言われているように繊細なだけでは、感情過多では、とても生きにくです。
せっかく大事な繊細さが活かされません。

だからバランスを取る必要があるんです。

そしてその繊細さを発揮するために、子供の心に余裕を持てるように生活する必要があります。

感受性の強さの記事のなかで書いた、ありんこちゃん問題、おさるの鉄砲問題も本人が「やる」と覚悟をすれば、いずれ取り掛かることが出来ると思います。

その記事に書きたかった事、伝えたかった事は、感受性を改めて守ることが大事ということ。

ちなみになぜ「鉄砲」と聞いて「怖い」と連想したのか?

それは基本うちではテレビは見ません(ないので)。でもテレビを借りてきて、たまたま見たいとミッコロが言っていたあるテレビアニメを見たのです。その中に出て来たほんの一コマだったのですが、それが脳裏に焼き付いていたとの事でした。

私からするとおちゃらけていて、少しの時間だしそんなに悪影響はないであろう、と思ったものでもミッコロにはかなり影響したということ。

もちろんそれからミッコロと話し合い、一切テレビを見る事はなくなりました。

日常生活の中で生きていて、不要な悪影響は極力なくす。(繊細さを守る)

でも日常生活の中で生きていて避けて通れない、怖いことや嫌なことなどは本人と話し合い、それを打ち勝つための秘策を練る。(逞しさ)

どんぐり理論は結果しか書いていないので、中々腑に落ちにくいと思います。実感しずらいと思います。

でも、その理論通り(手法はその子によって違う)、そしてバランスよく、微調整も出来ればその子のなりのMAXには近づけます。(もちろん簡単ではありません)

本当に、環境設定が大事なんです。

その環境設定次第で、「繊細と逞しさは共存する」ということを理論だけではなく、

生身の人間を育てていて実感しています。

>子供の繊細さゆえの生きにくさというのを見守るというのは大変そうだなーなんて、今回の記事を読んで、今から先の事を心配してしまいました(笑)

→以上のことから、繊細に感じることも出来るし、そのコントロールができるようになれば、感じないようにも出来るので、繊細さを守りつつ逞しく育てれば、子供の年齢が上がるにつれ逆にどんどん子育ては楽になりますよ^^

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コントロール

あぁ~(T_T)そうです。この
体のコントロールができる、特に余計なエネルギーを消費しないようにできる。
ここです。ココ。私の特性がそのまま乗り移っているかのような長男の言動。私も同じ特性だから気付かないし、どんぐりがなければ気付けなかったところです。今更、なんですけど、それでもあきらめずに少しでも逞しさが身につけられるよう悪戦苦闘中です。話し合いに持ちこもうとしても、もう小さい時のように毎回真剣に聞いてくれない時もあり、でも時間と場所を変えてあきらめずキチッと伝えています。本人の覚悟の問題もありますが、どんぐりに限らず、様々な問題に取り組む前後に「これぐらい、まぁいいかな?」としてしまう、ビミョーな甘さが我が家全体の雰囲気としてあります。似たもの同士家族なんですよね。彼が独り立ちした時にどうなるのか、自分(長男自身)はどうありたいのか、何度も何度も何度も話し合える日はあと2カ月半(なんとなく長男の場合中一の夏までは私の声が入っていきそうな気がしますが、希望的観測はしないことに)大切にしなきゃ!!です。

2015年01月21日 13:48 | URL | acorn | 編集

Re: コントロール

acornさん
小6だとついつい「後少しししかない」とわかっているので余計なんとかしなくては思ってしまう気持ちわかります。私もランの時を振り返るとそうでしたね~

でも、もう12歳なんですよね。こちらが大事だと思うことはもちろん伝えるんだけど、伝えた後どうするか?は本人が決めることなんですよね。子供の人生なんですよね。

伝える中には今後の中3の受験のこと(お願いしないと高校に行かせないこと)、18歳で完全独立になることも話していましたね。

いつもコメントありがとうございます^^

2015年01月21日 22:32 | URL | love1557 | 編集

繊細さと逞しさの記事ありがとうございます

生活のなかで身に付けていく逞しさというのは、12才くらいまでの間に徐々に備わっていったらいいのかなとぼんやりと感じていました
なので、生まれもった繊細さを守るために親が主体となって子供を守る工夫をしなければならないのかなと考えていました

今回の記事で、逞しさを育てる時期というのが、私が考えていた時期よりもずっとずっと早くから可能なんだなと驚きました
幼児を幼児と扱うのではなく、きちんと考えることのできる人として日常を過ごしているのですね
親は子の問題をとらえた時、その問題のひとつひとつをとても大切にし、子と考え工夫しようとする姿勢が大事なんだなと理解しました

2015年01月24日 13:23 | URL | ミル | 編集

Re: タイトルなし

ミルさん
丁寧にありがとうございます。
そうですね、幼児というか子供は私より賢いと心から思って接しています。子供のその言動から学ぶ所が本当に多いので、そのようにならざる負えない感じでしょうか。
今のミッコロはかなりのことをわかってくれるので話し合いや工夫を丁寧に一緒に考えますが、そこまでまだ理解していない時は私だけで判断していました。年齢やその子の理解力、タイプに応じで対応は変えて行く必要がありますが、丁寧に生活し、その子のテンポを守ることはどの段階でも大事ですね^^

2015年01月24日 23:59 | URL | love1557 | 編集

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Author:love1557
2006年5月:どんぐり倶楽部を知りそれから子育て方針学習方法ともどんぐり式へ

1998年生まれ:ラン
2009年生まれ:ミッコロ

当時小2のランは19歳。ミッコロは年中からどんぐり問題を開始し小2。

現在個別メール相談1案件:5000円で承っています。

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